業務用ビルトインエアコンの特徴

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業務用エアコンにはいろいろな種類がありますが、ビルトインタイプとは機械本体を天井裏に埋め込み、別の場所に設置した吹き出し口までダクトをつなげて送風します。空気の吸込み口は本体のほぼ真下の天井面でホテルや病院などでよく見かけ、1台の本体に対し複数の吹き出し口を取付けられるのが特徴です。空気を分散して送りたい、外からエアコンが取付けられているのを見せたくないといった場合に利用されます。ビルトインタイプを用いるメリットはレイアウトを気にする必要がないことです。

本体と吹き出し口はダクトでつなぐため自在に設置することができ、L型やコの字型といった特殊な形状や複数の部屋に設置することができます。また本体は天井袋に埋め込むので目立たず部屋全体の景観を妨げにくいので、インテリアを気にする必要もないです。ビルトインタイプのデメリットは他のタイプより取付け工事費がかかることです。本体を設置するだけでなく吹き出し口を取付ける、ダクトでつなげるなど作業数が多いためその分費用がかかります。

また作業数が多いということはメンテナンスにも費用がかかるということです。一般的に業務用エアコンを自分で掃除する場合はフィルターと本体を綺麗にする程度になりますが、それ以上の掃除をする場合はプロに依頼することになりこちらも費用がかかります。ビルトインタイプの業務用エアコンを取付けるときの工事の内訳は天井に本体を設置、配管とダクトを設置する工事です。所要時間は、家庭用エアコンのような壁掛形だと2時間から3時間ですが、ビルトインタイプになると本体1台に対し6時間から8時間なので複数台設置するときは更に日数がかかります。

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