ダンボール箱というと、見栄えが悪くてすぐに処分をしたいものと思われるでしょう。実際に輸送用の外箱としてでしか活用はされておらず、再生紙を利用していることから素材も良いものとは言えません。
ダンボール箱情報を検索しましょう。
大半の方が宅配で荷物を受け取ったあとは、燃えるゴミで捨てるか廃品回収で手放すものです。
しかし、ダンボール箱は約150キログラムまでの重さに耐えられる耐久度があり、今では避難所でベッドとして有効活用をする自治体もあるほどです。
近年は異常気象が目に見える形となっていて、毎年のように避難指示がだされます。
さらには巨大地震の発生頻度も高くなり、避難生活を経験する方が大幅に増加しました。
基本的には体育館などで数日間生活をしますが、少しでも自宅と同じような快適な暮らしをしたいという要望が多く、その一環でダンボール箱を活用した生活用具が誕生するに至っています。
神奈川県相模原市では計4万個のダンボール箱ベッドを緊急防災用具として、2018年に年度末決算で発表をされました。
ダンボールベッドの特徴は、普段は平たい板状になっており使用するときに組み立てるというものです。
保管スペースがさほど必要ではないので、たくさんの数で用意ができます。
また1つ当たりの単価が約250円と大変おやすく、導入コストも掛かりません。
普段は廃棄されてしまうダンボール箱ですが、新しいアイデアを振り絞ればとても便利で役立つアイテムになることがわかります。
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有効活用ができるダンボール箱